膨大なタスク、あちこちに書いたメモ、次々に送られてくる重要書類やメールの数々……経営者はやることや把握しておくことも多く、デジタル、アナログともにどんどん手持ちの情報が増えて行ってしまうことも。ゆえに、さまざまな情報を「整理」し、管理しやすくする工夫が重要になります。
では、溜まっていくデータたちをどう整理していくべきなのでしょうか？ 脳内を整え、生産性を上げるための「整理術」を学べる本を、まとめてみました。
仕事の生産性を高める「整理術」を学べる本
書類のファイリング、メールやタスクの管理など、仕事の生産性を高める具体的な整理術を学べる本は、こちら。
【図解】ビジネスエリートがたどり着いた 仕事力に差がつく「超・整理術」
日々増えていく情報を、毎回時間を取って整理するのはなかなか難しいもの。そこで本書ではただの整理ではなく、自動で整理される仕組み作り＝「整流化」を提案。ノートの活用法からメールの仕分け、予定管理、ToDoリスト作りのポイントなど、多面的に超・整理術を学ぶことができます。
図解 ミスが少ない人は必ずやっている［書類・手帳・ノート］の整理術
「仕事のミスの85％は、整理術で解決できる」と語る本書は、仕事の状況を一目で把握し、スムーズに業務を進めるための整理術を提案しています。名刺やメールなどジャンル別のファイリング方法から、手帳での管理術、メモの取り方に至るまで解説。仕事のミスをできるだけなくし、質を向上させるためのアイデアが詰まっています。
“オフィスのプロ”だけが知っている キングジム 人も組織もうまくまわりだす 超整理術213
書類のファイリングを中心とした、整理整頓術をまとめた一冊。ファイリングの重要性、基本的なやり方、習慣化させるコツを解説しつつ、それらを踏まえて机周りの整理術、時間管理術、デジタルデータの管理や組織で整理に取り組むポイントなど、幅広い観点で213のテクニックを紹介しています。
業務内容から思考まで、あらゆるデータの整理に役立つ本
仕事のデータはもちろんのこと、「思考」や「アイデア」も上手に整理したい方に役立つ本は、こちら。
あなたの１日を３時間増やす「超整理術」
14日間で「整理術」を身に付ける方法を、実践的に解説。1日目から「身のまわりの整理」「情報の整理」「頭の中の整理」と順番にステップアップしていき、最終的に物事を上手く効率化、定型化、習慣化させられる仕組みになっています。
プロの思考整理術
経営課題やなんとなく浮かんだアイデアなど、もやもやとした「思考」もまた、整理してみると世界が変わるかもしれません。本書は思考を整理するための「4ステップ」を活用し、思考を見える化する手法を解説。自身の思考整理はもちろん、スタッフや社員、顧客など、誰かの思考整理をサポートする方法も紹介しています。
Notionで実現する新クリエイティブ仕事術 万能メモツールによる最高のインプット＆アウトプット
ビジネスパーソンの情報管理ツールとしても知られる「Notion」。本書は同サービスを使ったデータ管理方法を、一から丁寧に解説しています。何気ないメモからタスク、スケジュール、プロジェクト管理に至るまで、多面的にカバー。実際に活用している組織の事例も掲載しています。
膨大なデータや思考を抱えているだけで精一杯、整理は時間がかかるから後回しに……となりがちですが、改めて整理、あるいは整理できる仕組みを作ってみると、むしろ無駄な時間を効率化でき、生産性が上がることもあります。先の情報を参考に、まずは目の前にある書類や、何気なく見ているメモ、メールなど身近なものから、整理の第一歩を始めてみてはいかがでしょうか。
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