少数精鋭で頑張る店舗・会社こそ、社員やスタッフ同士の連携が経営の要に。日ごろからチームワークを意識し、チームビルディングに努めることが大切になります。
経営者、社員・スタッフともに意欲的に、気持ちよく働けるようなチームにするには、どのような考え方が必要になるのでしょうか? 小さな店舗・会社に欠かせない、チームビルディングに役立つ本をまとめました。
チームビルディングの基本を学べる本
チーム作りに必要な考え方やステップなど、基本を学べる本はこちら。
「僕たちのチーム」のつくりかた メンバーの強みを活かしきるリーダーシップ
チームの在り方に正解はないからこそ、自分たちにとって良いチームとは何かを追求し、作り上げることが大切に。本書は、そんなチーム作りの基礎を学べる一冊。メンバー全員がチームを「自分ごと」として捉え、各人が力を最大限に発揮できるチーム作りを解説しています。
THE TEAM 5つの法則
チーム作りに必要なのは精神論や根性論ではなく、理論的な「法則」? 本書では経営学や社会学など、さまざまな学問から紐解いたチームの法則を紹介。人員選定、意思疎通、意思決定、共感創造の4つの分野において重要な法則をまとめ、成功するチームの作り方を解説しています。
THE CULTURE CODE ―カルチャーコード― 最強チームをつくる方法
本書では、最強チームを作るには「安全な環境を作る」「弱さを共有する」「共通の目標を持つ」の3つのスキルが重要であると主張。では、これらを整えるにはどうすべきなのか? たくさんの事例とともに、各スキルを高める実践的な方法を紹介しています。
チームの課題解決に役立つ本
チームの課題解決に役立つ本たちは、こちら。
チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方
チームワークはあらゆる場面で必要ながらも、「なんとなく」で作るのは難しいもの。うまく言っていないけど、どうすれば改善するのかわからない場合も多いのではないでしょうか。本書では日本のチームにありがちな「病」を紹介しつつ、その原因とアップデートの方法をケース別に解説。つまずきやすいポイントと解決策をわかりやすく紹介しています。
チームの生産性をあげる。――業務改善士が教える68の具体策
チームのムダを減らすために、作業時間や残業、会議を減らす……と、起こってしまうのはチームのコミュニケーション不足。それは却って、生産性を下げる原因にもなりかねません。そこで本書では、「ネガティブな仕事」を減らし「ポジティブな仕事」を増やす具体的な手法を解説。チームの業務改善に必要な68のポイントを紹介しています。
心理的安全性のつくりかた
チームのコミュニケーションをスムーズに行うには、何気ない疑問やふとした違和感を、安心して率直に伝え合える環境であることが重要。本書ではこれを「心理的安全性」と呼び、いかにしてそうした環境を作り上げるか、考え方と実践方法を解説しています。
チームワークを高める具体的な手法を学べる本
チームワークを高めるための、具体的なテクニックを学べる本はこちら。
2人から100人でもできる! 15分でチームワークを高めるゲーム39
チームワークを深めるには、お互いを知り、信頼し合うことが大切。その一手として、本書では15分でできる簡単なゲームを39個紹介しています。「初対面のメンバーが親しくなる」「チームが盛り上がって活性化する」など目的別に解説されており、あらゆる場面で活躍。「参加したくない人がいる」など、ゲームに起こりがちな問題に触れているのもポイントです。
ザッソウ 結果を出すチームの習慣 ホウレンソウに代わる「雑談+相談」
組織を円滑に回すために欠かせない「ホウレンソウ」。重要ではありますが、それだけではチームメンバーの細かなサインを見逃してしまうかもしれません。本書では「ホウレンソウ」を超える「ザッソウ(雑談・相談)」の重要性を綴った一冊。コミュニケーションのハードルを上手に下げることで、チームの絆を深め、仕事の生産性を上げる方法を解説しています。
「15分ミーティング」のすごい効果 みんなが自分で考えはじめる
スタッフ間でコミュニケーションをしっかり取りたい。そう思っても、忙しい日々の中では、まとまった時間を作ることはなかなか難しいかもしれません。本書では、そんな場合でも実践できる「15分」の少人数ミーティングを推奨。どのようなステップで行えばよいか、どんな効果が期待できるか、時短ミーティングの基本と考え方を紹介しています。
チーム作りは経営にとって欠かせないものでありながら、構築が難しく、時間や手間もかかるために、長期的な視点で挑む必要があります。多様な考え方を参考にしつつ、ぜひ、自社・自店らしいチームビルディングを行ってみてください。
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