経営者のための「メンタルヘルスケア・メンタルトレーニング」に役立つ本。不安を和らげ、心を整える考え方

先行き不安な世の中で、自分で責任を負いながらお店や会社を経営していくのはとても大変なこと。ときに落ち込んだり、「このままで大丈夫かな」と不安になってしまうこともあるかもしれません。

そんなとき、どのように不安を和らげ、心を落ち着かせればいいのでしょうか? 経営者のメンタルヘルスケアやメンタルトレーニングに役立つ本をまとめてみました。

経営者のメンタルトレーニングに役立つ本

自分のメンタルと上手に付き合っていくには、どうすべきか? ふだんのメンタルトレーニングに役立つ本たちは、こちら。

メンタルトレーニング大全

どんな一流アスリートでも、強靭なメンタルな人はいない!? 誰しもがメンタルは弱いもの、ただ心を守るのが上手な人がいるだけだと定義する本書では、メンタルをうまく整え、前向きに進むためのトレーニングを紹介。自分を理解し、他者を理解し、考える力をつけ、行動を起こす……すぐに取り入れられる手法を、段階を踏みながら学ぶことができます。

一瞬で自分を変えるセルフコーチング: 最高の「気づき」を得る、自問自答の技術

ついつい悩んでしまう、ネガティブに考えてしまう自分は、「自分にしか変えられない」のかもしれません。 本書では、自分で自分にいい質問を投げかけることで、自らに気付きや学びを与える「セルフコーチング」を解説。自身を「よき相談相手」であり「最強の味方」に育てる考え方と、その手法を丁寧に紹介しています。

経営の悩みや不安を和らげる考え方を学べる本

悩みや不安は、どうしてもついてまわってしまうもの。少しでも和らげたり、減らしたりすることに役立つ本たちは、こちら。

小さく分けて考える 「悩む時間」と「無駄な頑張り」を80%減らす分解思考

経営に漠然とした悩みを抱えている場合、まずその悩みを分解してみると、何かヒントが見つかるかもしれません。本書では、今抱える曖昧な課題や目標、未来を具体的にするために、それらを分解して考える「分解思考」を提案。小さく分けて考えることの重要性と実践方法を解説しています。

Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法

脳内で漠然と考え事をしたり、自分と会話したりしていることはありませんか? それが不安や悩みの呼び水となってしまうことも、少なくありません。本書はそんな内なる声「資産にも負債にもなり得る」と提言し、それが抱える課題や、どうすれば資産にできるか、実践方法を解説。頭の中につい浮かんでしまう不安や悩みの声を、価値のあるものに変化させる手法を紹介しています。

無(最高の状態)

悩みは捨てて、今を楽しもう! そういう人の気持ちももちろんわかりますが、それだけでは残念ながら、根本的な悩みや不安は解決しないもの……本書は、人々が悩みや不安を持つことによって抱える「苦しみ」の根本を掘り下げ、普遍的な対策を立てる手法を解説。苦しみの足かせを外すことで自身の精神を「最高の状態」にする考え方を提案しています。

メンタルを自身でコントロールすることは、難しいもの。しかし、心を整える考え方や方法を学んで備えておくことで、気が楽になることもあるはず。先人の知恵を借りて、ぜひ自分らしいメンタルヘルスケア、メンタルトレーニングの方法を身につけてみてください。

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