小さなお店・会社の「ファンマーケティング」に役立つ本まとめ。ファン作りの考え方、成功事例

何度も通ってくれる、まわりに宣伝してくれる、非常事態でも応援してくれる……小さなお店・会社にとって、そんな「ファン」のようなお客様は心強い味方であり、大切にしたい存在です。

では、お客様にファンになってもらうには、どんな考え方や準備が必要になるのでしょうか。小さなお店・会社のファンマーケティングに役立つ本をまとめました。

ファンマーケティングの考え方を学べる本

自社サービスや商品、店舗のファンになってもらうには、まず何から始めれば良いのでしょうか。ファンマーケティングの考え方を学べる本たちは、こちら。

ファンベースな人たち

自社サービスや商品を愛してくれるファンに重きを置いて経営する「ファンベース」。本書はその基本の考え方とともに、実践している企業の事例をマンガ形式で紹介しています。「ファンは作るのではなく、出会う」と提言し、「ファンをつくる」という言葉を否定。無理に囲い込むことよりも、自身の思いを追求し、伝えていく重要性を語っています。

熱狂顧客戦略 「いいね」の先にある熱が伝わるマーケティング・コミュニケーション

口コミの評価が広がりやすくなったSNS時代だからこそ、熱狂してくれる、熱量の高いお客様に着目してみると、新しい戦略が見えてくるかもしれません。本書では、「熱量の高い顧客」に焦点をあて、彼らとともに歩んでいく考え方や手法を解説。ファンと上手く関係性を築いた企業の事例も多く掲載しています。

ファンマーケティングの具体的な手法を学べる本

ファンマーケティングの具体的な手法を学べる本は、こちら。

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ

一度いい印象を持ってもらえたとしても、ファンになってもらうのはなかなか難しいもの。もう一段階、工夫する必要があります。その一手として、本書では6つの「スイッチ」を提案。ファンと出会い、偏愛を深めてもらい、長く愛し続けてもらい、拡散してもらう……ファンになってもらうために押すべきスイッチを、段階的に解説しています。

ファンマーケティングの成功事例を学べる本

ファンの多い人気企業は、どんな戦略を行っているのでしょうか? 実例を学べる本たちは、こちら。

ファーストフォロワーのつくりかた 事例で学ぶ「製品・サービスの価値をファンと共に生み出す」ためのマーケティング

人気企業はどのようにして、自社商品やサービスを愛してくれる「ファーストフォロワー」を獲得し、彼らとともにどう成長してきたのか? 12社に取材し、具体的な考え方と取り組みを解説。ファンとの向き合い方、姿勢を学べる一冊です。

自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方

たびたび話題に上る公式SNSの「中の人」。たくさんのフォロワーやファンを抱えている場合も多く、ファンづくりにおいてのプロとも言えます。彼らがどんな戦略を行っているのか? 本書では実際に中の人を直撃し、考え方や思いを取材。ファンに愛される秘訣を語り尽くします。

18年連続増収を導いた ヤッホーとファンたちとの全仕事

ファンとの関係性を大切にすることで成功している企業の一つに、「ヤッホーブルーイング」があります。「ファンは仲間であり、友人であり、同志」と語る同社が、どのようにしてつながりを作り、売上を増やしていったのか? 考え方や思い、戦略を語った一冊です。

ファンになってもらうことは、簡単なことではないかもしれません。しかし、思いを込めたひと手間、ひと工夫を行えば、少しずつ愛される商品やサービス、店舗へと成長していけるはず。多様な情報を参考にしつつ、ファンマーケティングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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