お店の夏の販促戦略を考える。より売上を向上させるには、どんな工夫が必要?

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暑い夏の時期は、体力や気力を奪われ、商品やサービスの購買意欲を削がれるお客様も多い。そんな中で、お客様にできるだけ気持ちよく買い物やサービス利用をしてもらい、お店としても売上を向上させるには、どんな工夫が必要になるのだろうか? お店の夏の販促戦略、その考え方やアイデアをまとめてみる。

気持ちよく買い物・サービス利用できる環境づくり

まずは何と言っても、暑い時期でも気持ちよく買い物・サービス利用できる環境づくりが欠かせない。空調に気を付けるほか、スタッフも涼やかな服装にするなど、涼しげで居心地のいい空間を用意したい。ほかにも、次のようなアイデアが考えられる。

・青や白など、涼しげな配色で彩る(テーブルクロスの変更等、模様替えできる範囲で取り入れる)
・ガラスの器や籠などの夏らしいディスプレイ、盛り付けを取り入れる
・サーキュレーターで風通しを良くする
・風鈴やすだれなど、涼しさを感じられるインテリアを取り入れる
・波や川の流れの音など、爽やかな音の演出
・ミントなど、爽やかな香りの演出
・来店したばかりのお客様に、冷たいドリンクをサービスする

夏らしいディスプレイや演出で楽しませる

夏の魅力を伝えられるようなディスプレイや演出を用意し、お客様に買い物やサービス利用をより楽しんでもらう。例えば、以下のようなアイデアはどうだろうか?

・ナスやトマト、スイカ、マンゴーなど夏野菜・フルーツモチーフのイラストやグッズを活用する(ディスプレイはもちろん、モチーフの商品を販売する手もある)
・お祭りをテーマに、屋台風のインテリアにする、あるいは提灯などを飾る
・七夕をテーマに、星や天の川をイメージしたディスプレイを作る
・海やハイビスカス、花火、ヒマワリなどの夏らしいモチーフを活用する
・風鈴や夏を歌った曲など、音での演出

ただし、夏の演出であれば何でもいい、というわけにもいかない。お店のコンセプトや業態に合わせて、どんな演出がマッチするかを考えたい。例えば、元気な印象の居酒屋であれば、お祭りの演出が似合うだろう。アクセサリー店であれば、星や天の川のきらめく演出が、販促に繋がる可能性がある。

また、夏の時期に何度も訪れてもらうためには、定期的にディスプレイや演出を変更することが望ましい。例えば、最初に七夕イメージの演出をしたのち、お祭りイメージに変更するなどが考えられる。大がかりな変更でなくても、少し手を加えるだけで印象は変わる。

夏に必要・欲しい商品やサービスの展開

夏に購入・利用したくなるような商品・サービスを揃えることも大切になる。例えば、以下が考えられる。

・夏バテ対策のメニューやグッズ
・暑さ、日焼け対策グッズ
・ひんやりと冷たさを感じられる商品や体験サービス
・お祭りやお盆、七夕など、イベントに必要なもの
・激辛フェア、夏野菜フェアといった夏の食材に関するフェア

夏らしい気分を味わいたいお客様もいれば、「この暑さから解放されたい」「疲れを取りたい」といった考え方のお客様もいるだろう。自店のコンセプトや経営方針から、どんなことが提供できるか(したいか)を検討する。また、お客様の要望をどう叶えられるのか、悩みをどう解消できるのかをPOPに記載するなど、購入・利用を促す工夫も欠かせない。

夏のイベントにあやかったキャンペーンやサービスの提供

夏はお祭りやお盆、七夕といったイベントが多くある。こうしたイベントに関連したキャンペーンやサービスを展開するという手も考えられるだろう。

・イベントに応じた限定商品、メニュー、サービスの提供(七夕メニュー、限定パッケージの展開など)
・スポーツ観戦イベント(プロジェクターで観戦する、応援グッズやドリンクの販売など)
・子どもの自由研究に活かせるイベント(自店の商品やサービスと関連づける)

全国的なイベントはもちろんのこと、地域ならではのお祭りなども、販促の後押しとなる。早めにどんな行事があるか調べ、それに関連づけて何ができるかを考えたい。

通販やテイクアウト・デリバリーの強化

ここまで店内での販促について検討してきたが、近年の夏は酷暑も増え、なかなか家から出られない人も多い。そこで重要になるのが、店内利用以外の販促ではないだろうか。具体的には、通販(オンラインショップ)や、飲食店であればテイクアウト・デリバリーの強化が考えられる。たとえお店に来られなかったとしても、商品やサービスを自宅で楽しんでもらえるような工夫を大切にしたい。

これらに関しても、通販限定やテイクアウト・デリバリー限定の商品を用意する、パッケージを夏限定仕様に変更するといったやり方もある。これらを店内やSNSでお知らせしておけば、店内利用してくださったお客様が「次は通販を利用してみよう」と考えてくれたり、逆に通販利用のお客様が「次は来店してみよう」と考えてくれるかもしれない。これらの施策は店内利用と別と思わず、相乗効果を見据えながら検討したい。

近年の夏は暑さから行動を制限する人も多いほか、購買意欲や食欲を無くしている人も決して珍しくはない。しかし、お店側が工夫をすることで、気力を取り戻せたり、楽しみを見出せたりする人もいるはずだ。それぞれに合った販促活動を行い、お店もお客様も、双方が楽しめる店づくりを実践したい。

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