日本のサービスや商品は世界的に評価が高く、国外にも多くのファンがいます。経営者、開業予定者の方々の中には、「いつか海外に出店・開業を」と考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、日本と勝手が違う場所での開業は、必要な準備や考え方も異なってくるはず。いったい何から始めればいいのでしょうか？ 小さなお店・会社の「海外進出」に役立つ本をまとめてみました。
Contents
海外進出の考え方や心構えを学べる本
海外進出における、考え方や心構えを学べる本は、こちら。
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
日本とは異なる文化の人々と、ビジネスを通じてどうコミュニケーションを取り、理解し合っていくべきか？ 世界各国の礼節や慣習、ビジネスに対する考え方を踏まえて、説得術、信頼の構築方法、リーダーシップやマネジメント、フィードバックの手法などを解説しています。世界の多様な国で役立つ、必携の一冊。
日本人が海外で最高の仕事をする方法――スキルよりも大切なもの
数々の海外赴任経験のある著者が、「海外で現地に溶け込み、楽しみながら成功する方法」を紹介。日本のビジネスパーソンの課題や現地での失敗を語りつつ、そこから学んだこと、成功した実例、外国人であることの強みをまとめています。
海外で結果を出す人は、「異文化」を言い訳にしない
海外で活動する際に気になるのが、文化の違い。しかし、そこに固執しすぎてしまうと、思うように成果が出ないことも……本書では一般的に陥りがちな「バイアス」を改めて見つめ直し、海外で陥りやすい罠と、どう乗り越え、どのように行動を起こすべきかを解説。海外で結果を残すための考え方をまとめています。
武器になるグローバル力 外国人と働くときに知っておくべき51の指針
なかなか理解できない慣習や文化を見聞きして、「海外だとコレって普通？」「間違ってる？」と不安に感じたり、日本人とのやりとりでは悩まなかったことで、急に悩んだりすることもあるのではないでしょうか。本書では、外国人と働くときに悩みがちな51の疑問とその解決策を紹介。考え方の違いを紐解き、スムーズにビジネスを進めるアイデアを提案しています。
海外出店・進出の事例を学べる本
海外出店・進出の事例を学べる本たちは、こちら。
海外出店のリアル
これまで海外に出店してきた名店の、リアルな成功談・失敗談を学べる一冊。日本ならではの食文化をどのようにして世界へ広めていったのか？ 居酒屋、ラーメン店、カフェ、レストランなど多様な業態の出店・退店事情を学べます。また、食材流通や各国の基礎データなど、海外出店に必須の基本的な知識も網羅。
海外戦略: 世界各国で展開し続けるための秘訣
世界進出した飲食店の中でも、特に海外で根強い人気を誇る「ラーメン」に着目し、ラーメン屋オーナー8名を取材。海外で受け入れられたメニューや経営戦略、成功の秘訣をまとめています。ちなみに『海外戦略』はシリーズで3巻まで発刊しており、2巻は「和食店」、3巻はコロナ禍でも海外で闘い続けた繁盛店にフォーカスしています。
三つ星料理人、世界に挑む。
銀座でミシュラン三つ星、二つ星評価を受けた著者がパリに出店し、世界的に認められるまでの成功ストーリー。習慣の違いや食材確保の難しさなど、凄腕の料理人であっても一筋縄ではいかない海外での経営。その苦労とそれでも立ち向かう強さや、海外出店のやりがいをありありと感じることができます。
海外で通用するスキルを身に付ける際に役立つ本
海外進出は語学など、国内での事業とは違ったスキルが必要になることも。海外で通用するスキルを身に付けるために役立つ本は、こちら。
売上1000億円超! 海外営業のプロが教える 世界基準のビジネス英語表現
資格試験や学校の授業で学んできた英語だけでは、ビジネスの世界は通用しない？ 本書は「世界基準のビジネス英語」をまとめた一冊。日本人が間違いやすい表現や、世界のビジネスパーソンがよく使うフレーズ、より会話が弾むイディオムなど、実践的な知識を詰め込んでいます。
一流ビジネスパーソンが無意識にやっている 英語でプレゼン・スピーチ15の法則
海外で事業展開をするならば、英語でプレゼンや交渉を行うケースもあるかもしれません。そんなときに役立つのが、本書。英語でスマートにプレゼンやスピーチを行うための法則をまとめています。話し方の重要なポイントはもちろん、プレゼン資料の具体的な作成方法まで指南。
海外進出・出店の場合は、国内での事業展開とはまた違った準備が必要となり、しっかりと情報収集することが大切。現在の情勢を学びつつ、自身にとって最適な進出の時期や場所、経営手法を検討してみてはいかがでしょうか。
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